美術品輸送ドキュメント
4月24日からの釧路芸術館での企画展準備のため11日搬入作業がありました。安積徹日本画作品の釧路への輸送ドキュメントです。あまりなじみのない絵画の美術館への輸送を紹介します。
学芸員による作品状態のかなり入念なチェックが行われます。懐中電灯を照らして至近距離で観察します。
チェックが終わると日本通運美術部門のスタッフの出番です。予め1ヶ月前に下見にきたとき作品のサイズを測っており、それにあわせた段ボール箱を用意してあります。
作品の裏側にひもをつけ、段ボール箱の裏側から紐を出して結び作品と段ボール箱をくっつけてしまいます。その後トラックに行き、さらに特注の木箱にいれネジでふたをして、バンドでトラックに固定します。どんな振動でも作品画面が段ボール箱の蓋に触れないようになっています。