河畔林の輝き

美術品輸送ドキュメント

4月24日からの釧路芸術館での企画展準備のため11日搬入作業がありました。安積徹日本画作品の釧路への輸送ドキュメントです。あまりなじみのない絵画の美術館への輸送を紹介します。
 学芸員による作品状態のかなり入念なチェックが行われます。懐中電灯を照らして至近距離で観察します。
 チェックが終わると日本通運美術部門のスタッフの出番です。予め1ヶ月前に下見にきたとき作品のサイズを測っており、それにあわせた段ボール箱を用意してあります。
 作品の裏側にひもをつけ、段ボール箱の裏側から紐を出して結び作品と段ボール箱をくっつけてしまいます。その後トラックに行き、さらに特注の木箱にいれネジでふたをして、バンドでトラックに固定します。どんな振動でも作品画面が段ボール箱の蓋に触れないようになっています。
作品裏側にひもをつける
絵の画面がダンボールに触れないように、段ボール箱の底に張り付くように紐で固定します。
段ボール箱の裏側からひもを出す…木箱にいれる
トラックに固定

朝9時から夕方4時までかかり無事35点トラックに積み込みました。

2022年目黒marc設置

2022年10月目黒marcレジデンスタワー1階に設置
反射しないアメリカ製の特殊アクリルを使用。
その性能に脱帽!アクリル板の存在感がない。日本で初めての装着らしい!
画廊一花
北海道函館市山の手3-3-11
mail gallery-ichigehotmail.co.jp
0138-56-4567